ホットチョコレート vs ホットココア
ココアとホットチョコレートの違い
チョコレートの語源は「ショコラトル(chocolatre)」という飲みものでした。チョコレートは元々飲みものでした。
現在の固形のチョコレートが誕生してからもココアの事をホットチョコレートと呼ぶ場合もあります。
本場のヨーロッパでも今は厳密に区別はされていないようですが、厳密に言うと、ホットココアとホットチョコレートは違うという意見もあります。もともとはホットココアはパウダー、”ドリンキングチョコレート”や”シッピングチョコレート”とも呼ばれるホットチョコレートは細かく砕いたチョコレートを溶かしてミルクや水で割ったものという違いがあるようです。
本格的なホットチョコレートはココアと比べるともっとリッチで濃い仕上がりになります。ホットチョコレートはどちらかというとアメリカよりはヨーロッパという印象です。これはアメリカ人は何でも容量の多い飲み物を好み、ヨーロッパでは量の少ない飲み物を好むという文化の違いもあるかもしれませんね。
ココアとチョコレートの原材料
ホットチョコレートもココアも原料は同じで、どちらもカカオ豆から作られていますが少しだけ違うんですね。
- すり潰したカカオ豆+油分(カカオバター)+砂糖+粉乳=チョコレート
- カカオ豆ー油分(カカオバター)=ココア粉末
ココアは、油分(カカオバター)を減らしているので、どちらかというとさっぱりしていて、ホットチョコレートのほうが濃厚なチョコレート本来の味を楽しめます。
濃厚な味ならホットチョコレート、さっぱり楽しむならココアということでしょうか?
どちらにしてもカカオから作られるホットココア、ホットチョコレートには豊富なポリフェノールが含まれる身体にとっても嬉しい飲み物です。特に今年の寒い冬のお供としては最適です。チョコレートから溶かすのは大変という方は、手軽にホットココアやホットチョコレートを作れる商品も今は多く販売されていますので、ご自身にあった商品を探して見てくださいね!
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