クリオロ種のカカオ豆
クリオロ Criollo とはスペイン語で「自国のもの」「その土地生まれ」という意味があり、クリオロ種のカカオ豆は土着品種ですが、病害に対する抵抗力がとても弱く、栽培するのが困難で現在では絶滅に瀕しており、幻のカカオといわれています。生産量は全体の3%以下と非常に希少なカカオの品種です。
クリオロ種のカカオ豆の形は細長くふっくらとしていて、白・黄紫色をしています。香りは繊細でフルーティーな香りがして、苦みが少なくマイルドな味わいがします。
希少なカカオ豆ですが今では、ベネズエラ・メキシコの中米地域やアジアの一部で生産されています。