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アマゾンのホールフーズ 買収によって変わることは?

オーニガック食品 - Posted on

昨年夏にオンライン通販大手の Amazon – アマゾンがオーガニック食品 小売大手のWhole Foods Market – ホールフーズ マーケットを137億ドルで買収したのは記憶に新しいが、現在ホールフーズはアマゾンのコントロール化の下急速に変革が進んでいるという。

その改革は8月以降まずは内部的なコストカットからすぐに着手され、アマゾンはそのスピードを一気に上げているようだ。

今日はアマゾンによってホールフーズがどう変わるのか、現在分かっていることをまとめてみようと思います。

ホールフーズは買収後すぐに価格を下げることに – 2017年 年内には更に価格を下げると発表

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買収が完了したその日からホールフーズの主要商品の多くが値下げされました。いくつかの商品では40% の値下げがされたようです。

ブルックリンの店では同一商品の価格(1つの籠に入った商品)が、買収前の97.76ドルから買収後には78.85ドルになりました。

2017年には、更に多くの商品の価格を下げると発表し、実際にホリデーシーズン向けの商品や、良く売れている商品の価格が下げられたといいます。ブランドでいうと、Siggis Yogurt、Chobani、Tom’s of Maine などの商品は大幅に価格を下げ、自社ブランドである365 ラインの商品も価格が下がった。

ホールフーズで、Amazon Echos や Echo Dots の販売を開始

Kate Taylor

アマゾンによると、ホールフーズの限定店舗からアマゾン社製のスマートスピーカー Amazon Echos や Echo Dots の販売を開始するという。ブルックリンの店舗では買収直後にすでに注目商品として広告が打たれたという。

2017年11月には、100以上の店舗で、アマゾン社製の電化製品の販売を開始する

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Amazon

ホールフーズの100店舗以上のロケーションですでに、Amazon Echo, Echo Dot, Fire TV, Kindle e-readers, Fire Tablets などの電化製品が売られている。

アメリカの小売商戦の中でも重要なブラックフライデーに向けてこれらの家電が大幅なディスカウント価格で販売されたという。

ホールフーズの限定店舗で、アマゾンのポップアップストアを展開

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AP/Bebeto Matthews

2017年の11月中旬には、イリノイ州シカゴ、ミシガン州ローチェスター、フロリダ州デイビー、カリフォルニア州パサデナ、コロラド州デンバーの限定店舗で、アマゾン社製の商品を販売するポップアップストアを展開するという。

アマゾン プライム会員はスペシャルディスカウントを受けられる

AP

ホールフーズの既存のポイントプラグラムは アマゾンのプライムのプログラムに置き換えられる。

2017年11月にホールフーズはこの新しい会員プログラムがどのようなプログラムになるのか会員に対して内覧会を行った。例えばサンクスキビング用のターキーの場合、アマゾン プライム会員は1パウンド 50セント 通常会員より安く買えるらしいです。

アマゾンのオンラインショップでホールフーズの商品が購入出来るようになる

AP

アマゾンによるホールフーズ買収直後には、Amazon.com のサイトに1000以上のホールフーズの商品が追加された。ホールフーズの商品は Amazon.com, AmazonFresh,Prime Pantry, Prime Now で購入可能だという。

現在はいろいろな種類のホールフーズ商品を購入するには AmazonFreshuの会員になる必要があるという。AmazonFreshは食品を届けてくれるサービスでプライム会員の費用にプラス 14.99ドルが掛かるようです。

ブランド担当者の店内でのプロモーションが禁止に

AP
 
ウォールストリートジャーナルによると、ホールフーズは各メーカーの社員やスタッフによる店内での商品のプロモーションや棚割りなどの確認などを禁止するという。

今まで各店舗にあった地域のローカル食材(商品)の販売の決定権もなくなる

Business Insider/Hayley Peterson

今までホールフーズでは地域のローカルなメーカーの食材をそのエリアや店舗だけで販売したりと、品揃えに少なからず地域毎の特徴があったがそのやり方を廃止し、オースティンの本社で販売する全ての商品のラインナップを決定していくようだ。

限定店舗で Amazon Lockers を設置

Wikimedia

アマゾンで購入した商品をホールフーズに設置された Amazon Lockers に届けてくれ、いつでも取りにいけるというサービスを展開するそうだ。返品したい商品もそのロッカーに入れられるそうです。

店舗展開を本格化する予定

Reuters

ホールフーズは従業員の解雇はしないという。今以上に人員を拡充し、アマゾン流の改革を行っていくという。

店頭POPなどのシステムも統合していく

あまり一般的な消費者には関係ないが、商品説明やバーコードなどのPOPのシステムをアマゾンとホールフーズ間で統合していく予定だそうです。

ニコウトレーディング株式会社が輸入販売する商品もアメリカのホールフーズで取り扱われているものが多いので、これからのホールフーズの展開は気になりますね。世界の商流や物流がアマゾンによって大きく変わり始めていますが、どのようになっていくのか、日本にもどのような影響が出てくるのか我々も気にしていきたいと思います。